第3回日本腎不全スキンケア研究会

開催日時

2024年2月11日(日)


開催形式

ハイブリッド開催【現地+Web開催】

開催会場

ウインクあいち(902会議室)

〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38 https://www.winc-aichi.jp

大会長

赤津 サトミ(伊那中央病院)

開催概要

テーマ:スキンケアチームの輪を広げよう
    ~多職種連携と新たなるステージへ~



プログラム

10:00~10:20 開会挨拶
研究会代表:高橋 直子(あかね会 大町土谷クリニック)
大会長:赤津 サトミ( 伊那中央病院)
10:20~10:50 一般演題1
座長:長野 清美(岐阜市民病院)
   後藤 浩也(遠山病院)

「シャント肢の乾燥と搔痒 ~ラップ療法を実践して~」
 大堀 友己(白楊会 メディカルサテライト名古屋)

「炭酸泉浴と薬用保湿入浴剤入り炭酸泉浴 皮膚乾燥の比較」
 藤島 智恵(偕行会 海部共立クリニック)

「皮膚科医によるCKD関連瘙痒症の診断と治療:
 単一施設での後方視的検討」

 大森 俊(真鶴会 小倉第一病院 皮膚科)

10:50~11:00 休憩
11:00~12:00 教育講演
座長:赤津 サトミ( 伊那中央病院)
「~足を診る医師から伝えたい~ 足を守る4つの秘訣」
演者:山口 梨沙(伊那中央病院 創傷ケアセンター 形成外科)
12:00~12:15 休憩
12:15~13:15 ランチョンセミナー
座長:熊谷 裕生 (さやま総合クリニック)
「透析そう痒症治療の最前線」
演者:成田 一衛
(新潟大学大学院 医歯学総合研究科 腎研究センター 腎・膠原病内科学)

【共催】キッセイ薬品工業株式会社

13:15~13:30 休憩
13:30~14:35 シンポジウム
座長:水内 恵子(池田バスキュラーアクセス・透析・内科)
   吉澤 拓(あかね会 大町土谷クリニック)

「あなたの施設にもスキンケアサポートチーム
 (Skin care Support Team: SST)をつくろう!

  大森 俊 (真鶴会 小倉第一病院 皮膚科)

「患者さんの皮膚を守るために 多職種連携で求められること
 ~創傷ケアセンター外来看護師としての役割~」

 井口 めぐみ( 伊那中央病院 創傷ケアセンター)

「透析患者さんのスキンケアについて
 ~多職種連携の中で臨床工学技士にできること~」

 住吉 真(あかね会 大町土谷クリニック 透析室)

「患者さんの皮膚を守るために 管理栄養士の視点」
 中嶌 美佳(矢吹病院)

14:35~15:05 一般演題2
座長:坂田 久美子 (津みなみクリニック)
   鈴木 智恵(常滑市民病院)

「保存期CKD(慢性腎臓病)患者の痒みに対する実態調査」
  川手 美奈子 (伊那中央病院)

「当院のかゆみ治療やスキンケア指導の改善を目的に実施した
 アンケート結果についての検討 ~第1報~」

 矢田 知苗(あかね会 大町土谷クリニック 透析室)

「透析患者のかゆみに関する看護師の認識の変化」
 谷野 寿美(塩尻協立病院)

15:05~15:15 休憩
15:15~16:15 特別講演
座長:政金 生人(矢吹病院)
「皮脂欠乏症に対するスキンケアや皮膚外用薬の基本」
演者:常深 祐一郎(埼玉医科大学 皮膚科)

【共催】鳥居薬品株式会社/東レ株式会社

16:15 閉会挨拶
次期大会長:吉澤 拓(あかね会 大町土谷クリニック)



第3回日本腎不全スキンケア研究会 ご挨拶

拝啓
 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、2010年に発足した「東海かゆみ研究会」は、対象を透析患者さんからすべての慢性腎臓病患者さんに、かゆみケアからスキンケアに拡大・発展し、2019年10月に日本腎不全スキンケア研究会」へ改名いたしました。第1回大会は2022年2月13日(日)、第2回は2023年2月12日にウインクあいちで開催しました。新型コロナの影響もありましたが、ハイブリット形式での開催で全国からの参加者も増えてきました。皮膚科医師の参加、演題発表もあり関心の深さを伺うこともできました。これも支援してくださる皆様方や協賛企業のご協力の賜物とこの場をお借りしまして、心より厚く御礼申し上げます。
 そこで、「第3回 日本腎不全スキンケア研究会」を2024年2月11日(日)に名古屋市の「ウインクあいち」で現地+Webでのハイブリッド形式で開催する運びとなりました。 今回の大会テーマは「スキンケアチームの輪を広げよう ~多職種連携と新たなるステージへ~」と致しました。慢性腎臓病患者さんが抱えるかゆみの問題、皮膚トラブル、スキンテア(皮膚裂傷)予防の必要性など、日々臨床で関わる私たち看護師にとっては学ぶことが多くあります。多くの知識の構築のために腎臓内科、皮膚科、形成外科医師などとのチームワークは必須であり、外来から病棟、地域連携看護、栄養士、検査技師、薬剤師の方々との多職種連携は欠かすことができません。チームの輪を拡大し、多職種連携によるスキンケアチームの活動を更に強化していきたいと考えます。
 この研究会で、日頃の 研究成果について活発な議論と更に学びを深め、チームの輪を広げていくことで慢性腎臓病患者さんのスキンケア活動の一助 になれば幸いに存じます

敬具
2023年6月吉日

第3回日本腎不全スキンケア研究会 大会長
赤津 サトミ
伊那中央病院