研究会方針および事業計画 透析患者さんの強いかゆみは、睡眠障害やうつ病などにより生活の質(QOL)を低下させるだけではなく、生命予後にも悪影響を与える重大な合併症である。
本研究会の前身である「かゆみ研究会」では透析患者さんのかゆみケアをテーマとしてきたが、これからはスキンケアおよび 対象も保存期慢性腎臓病患者さんへと拡大・発展させ、さらに探求を深め、慢性腎臓病にともなうスキントラブル対策を通じ、患者さんの QOL向上に貢献できることをめざす。慢性腎臓病にともなうかゆみやスキントラブル改善の一翼を担い医療の増進並びに学術の発展に寄与することを目的とし以下の活動を行う。

活動計画概要

1. 学術集会の開催
   学術集会(研究会)を年1回開催し、学術情報の交換や成果発表、研究・教育への問題 意識を共有できる参加者との交流を目的とする。
2. 会の運営
   世話人は顧問、研究会代表、代表世話人、世話人、事務局、監事、当番世話人により構成され、定期的に世話人会を開催し、当研究会の運営および発展に努める。
3. 各種広報活動の実施
   ホームページ等の広報活動を展開することにより、幅広く活動ならびに最新の情報を発信する。
4. 各団体への協力依頼
   普及活動のため当研究会に賛同していただける、各種学会ならびに企業とタイアップすることにより事業活動の円滑を促す。
5. その他目的達成に必要な活動
   企業に当会の趣旨ならびに活動に賛同いただき、活動における寄附を要請する。また、事業活動運営にあたり幅広く関係者への賛同を得るために、事務局が中心となり運営する。